今回は東京都23区内にある知的好奇心を刺激する個性派博物館を5つご紹介します。
身近にあるとなかなか訪れなかったりしますが、行ってみるといろんな発見があって面白いです。ぜひ参考にしていただき、実際に赴いてみてください。
1. 國學院大學博物館 / Kokugakuin University Museum

國學院大學博物館は、渋谷駅から徒歩圏内にある、日本文化の研究と教育に貢献する大学博物館です。考古学と神道を中心に、日本の文化・歴史を知ることができる展示や企画を行っています。

國學院大學博物館の特徴は、日本文化の源流となる考古学と神道に焦点を当てていることです。考古学では、縄文時代から平安時代までの土器や土偶、埴輪などの遺物を展示しています。神道では、神社や祭り、神話や信仰などに関する資料を展示しています。


埴輪・土偶・須恵器の展示数は正直他の地域博物館と比べても多い印象を持ちました。数年前になりますが、マツコの知らない世界で「大学博物館の世界」なるものがやってまして、そこで興味をもってこちらの博物館にもお邪魔してみたのですが、有料級の展示が多くあり、考古関連のゾーンだけでも満足度が非常に高いです。
人面土器なんかは見入ってしまいました。

また神道のゾーンには、吉田神道行事壇や神道に由来を受ける祭りに関する展示など普段なかなか聞き慣れないテーマを取り扱っており非常に勉強になります。
写真撮影がNGでしたので共有はできませんが、神道ゾーンも非常に興味深いと思います。
また、常設展とは別に企画展もよく行っており、それをお目当てに訪れてみても良いかもしれません。

渋谷駅や代官山駅からふらっと歩いていけますので、ぜひ一度立ち寄ってみてください。

| 名称 | 國學院大學博物館 / Kokugakuin University Museum |
| 住所 | 〒150-8440東京都渋谷区東4-10-28〔國學院大學渋谷キャンパス内〕 |
| 交通アクセス | JR渋谷駅から徒歩12分程度東急代官山駅から徒歩17分程度 |
| 営業・開館時間 | 【 開館時間 】午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)【 開館日 】通年(土・日・祝含む)【 休館日 】不定期(館内保守及び大学の定める休日)※ウェブサイトの開館カレンダーで要確認 |
| 料金 | 無料 |
| HP | http://museum.kokugakuin.ac.jp/ |
| 関連Link | なし |
2. 北区飛鳥山博物館 / Kita City Asukayama Museum

北区飛鳥山博物館は、東京都北区の飛鳥山公園内にある博物館です。この博物館では、北区や近隣地域の考古、歴史、民俗や自然に関する資料を展示しています。また、様々な企画展や体験講座なども開催しており、地域文化の発展に寄与しています。
まず入り口にある、律令時代の米を収めた倉の豊島郡衙正倉(としまぐんがしょうそう)のインパクトに心掴まれます。

東京23区には北区飛鳥山博物館だけなく、ほとんどすべての区に地域博物館があるみたいですが、こちらはかなり気合がはいった展示が期待できそうです。
北区飛鳥山博物館の魅力は、その多彩な展示内容です。一つの象徴展示と14のテーマを展示しており、北区の歴史や風土を環境や自然とともに学ぶことができます。


例えば、縄文時代から弥生時代にかけての食文化や、江戸時代から明治時代にかけての王子神社の祭りなどが紹介されています。また、北区にゆかりのある人物や出来事も紹介されており、近代日本を創ったリーダー渋沢栄一や、日本初の女性医師津田梅子などが登場します。


北区飛鳥山博物館は、飛鳥山公園の中にありますが、実はこの公園には他にも2つの博物館があります。紙の博物館は、世界有数の紙専門のユニークな博物館で、紙の歴史や文化を楽しく学ぶことができます。渋沢史料館は、渋沢栄一の生涯や業績を伝える博物館で、渋沢栄一が収集した貴重な資料を見ることができます。これら3つの博物館は、「飛鳥山3つの博物館」と呼ばれており、共通券を購入すれば3つとも観覧することができます。
北区飛鳥山博物館は、北区の歴史・民俗・自然が楽しく学べる博物館です。飛鳥山公園にある他の2つの博物館と合わせて訪れると、さらに充実した体験ができるでしょう。ぜひ一度足を運んでみてください。

| 名称 | 北区飛鳥山博物館 / Kita City Asukayama Museum |
| 住所 | 〒114-0002 東京都北区王子1-1-3 |
| 交通アクセス | JR王子駅 徒歩5分東京メトロ 南北線 西ヶ原駅 徒歩7分駐車場:なし |
| 営業・開館時間 | 午前10時から午後5時(常設展示室、観覧券の発行は閉館30分前) 休館日:毎週月曜日(国民の祝日・休日の場合は開館し、直後の平日に振替休館)年末年始(12月28日~1月4日)臨時休館日 |
| 料金 | [一般]300円 [小・中・高]100円 |
| HP | https://www.city.kita.tokyo.jp/hakubutsukan/ |
| 関連Link | https://www.instagram.com/p/CJzWawsgcvI/ |
3. 古代オリエント博物館 / Ancient Orient Museum

池袋駅から歩いていける古代オリエント博物館は、東京都内で唯一の古代オリエント文化に特化した博物館です。ここでは、メソポタミア、エジプト、ペルシア、アナトリアなどの地域の歴史や文化に触れることができます。

展示品は約2万点にも及び、その中には世界最古の文字である楔形文字や、古代エジプトのミイラや神像などの貴重なものも含まれています。
特に目を引いたのは日干し煉瓦を使った家の展示とハムラビ法典碑の展示です。日干し煉瓦の家は、「テル」と呼ばれるそうですが、当時の生活を想像しやすいようにかなり詳細に展示も解説も作ってあります。


また、ハムラビ法典碑はルーブル博物館にある本物の複製ですが、はっきりと記載された楔形文字を見ることができ、今はわからないものの古代ロマンに心が掻き立てられます。

他にもイランで発掘された品々や牛形リュトン・コブ牛形土器なるものもあり、見ていて飽きません。展示の中で学んだのは「麦をパンにして食べる生活は今から1万年前ごろから始まった」(テル・ルメイラの食事展示より)ということ。ビールも西アジアで初めて作られたそうで、いっぱい「へ〜」を貰えるスポットかと思います(笑)
古代オリエント博物館では定期的に特別展やイベントも開催されており、さまざまなテーマや角度から古代オリエントの魅力を深く探求することができます。
池袋駅から徒歩約10分の場所にあります。開館時間は午前10時から午後5時までで、月曜日と年末年始は休館日です。特別展やイベントによっては別途料金が必要な場合もありますので、事前に公式サイトを確認してください。古代オリエントの神秘と魅力に満ちた博物館で、ぜひ素敵な時間をお過ごしください。
| 名称 | 古代オリエント博物館 / Ancient Orient Museum |
| 住所 | 〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1-4サンシャインシティ文化会館ビル7階 |
| 交通アクセス | JR池袋駅 東口より 徒歩13分東京メトロ有楽町線東池袋駅 6・7番出口より 徒歩6分サンシャインシティ地下駐車場(乗用車1,800台収容可能) 有料(30分300円) |
| 営業・開館時間 | 午前10:00 ~ 午後 5:00 (入館は午後 4:30まで) 休館日2023年度の展示替え休館予定7月10日(月)〜7月14日(金)、9月11日(月)〜9月22日(金)、11月20日(月)~12月1日(金) |
| 料金 | 一般 600円 大学生・高校生 500円 中・小学生 200円 |
| HP | https://aom-tokyo.com/ |
| 関連Link | https://www.instagram.com/p/CL3Q1sqghbU/ |
4. 消防博物館 / Fire Museum

次は新宿区・四谷三丁目駅近くにある東京消防庁が監督する消防博物館です。消防の歩みを歴史を紐解きながら現代の潮流まで学べる博物館で、消防に関することはなんでも展示されています。
まずは上から回ってみるのですが、6階には漫画「め組の大吾」の原画展示コーナーがあります。この漫画に刺激を受けて消防士に憧れた人も多くいるのではないでしょうか?

5階の「消防の夜明け(江戸の火消)」の展示では、江戸時代の町火消たちのマストアイテムである各組のまといが展示されています。迫力もありますし数も多くありますので、見ていて飽きません。

江戸時代のジオラマも細部までよく作られていて見ものでした。

階を降り先を進むと、さらに色々な興味深い展示をみることができます。近代になって色々と発展した消防技術の解説など非常にみどころが豊富です。
ただ、それにも増してB1Fの大正〜平成にかけて活躍した消防車たちが展示されているスペースは圧巻!現役を引退した歴史ある消防車や救急車、また救急ヘリコプターもみることができます。


凄い展示量で圧倒されっぱなしの消防博物館ですが、入館はなんと無料!子供も大人も楽しめる施設になっているので、ぜひ一度立ち寄ってみてください。オススメです。
| 名称 | 消防博物館 / Fire Museum |
| 住所 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷3丁目10番 |
| 交通アクセス | 東京メトロ丸ノ内線 「四谷三丁目駅」2番出口JR中央本線 「信濃町」駅・「四ツ谷」駅から徒歩各約12分都営新宿線 「曙橋」駅から徒歩約7分 |
| 営業・開館時間 | 午前9時30分~午後5時(最終入館は午後4時30分) |
| 料金 | 無料 |
| HP | https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-hkkan/museum.html |
| 関連Link | https://www.instagram.com/p/CQvatz7syXK/ |
5. 江東区深川江戸資料館 / Fukagawa Edo Museum
最後は、江東区にある江東区深川江戸資料館です。

江東区深川江戸資料館は、江戸時代に関する資料等を展示及び収集、保存するとともに、区民の集会の場を提供することにより、文化の振興と向上を図るために設置された施設です 。展示室では、江戸時代末(天保年間)の深川佐賀町の町並みを実物大で再現しており、一日の移り変わりが音響・照明などで情景演出されます。

お店や長屋に実際に上がって生活用具などに触れられる「体感型」の展示室は、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。


四季折々の江戸時代の年中行事も再現されており、晩春には鯉のぼりや菖蒲葺き(あやめぶき)や柏餅などで飾られた端午の節句、冬には雪景色や雪だるまなどで飾られた雪見遊びなどが楽しめます。
また、当日の生活をより詳細に分析した展示パネルなどもあり、江戸の経済の勉強にもなります。


さらに、小劇場やレクホールでは、落語や浄瑠璃などの伝統芸能やオペラなどの公演が行われており、文化施設としての機能も担っています 。
江東区深川江戸資料館は、江戸時代の庶民文化を体感できる貴重な施設です。江戸時代の暮らしや風俗に興味がある方はもちろん、子供から大人まで楽しめる施設です。アクセスも良く、東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線「清澄白河」駅から徒歩圏内です。
江東区深川江戸資料館で、江戸時代の風情を満喫してみませんか?

| 名称 | 江東区深川江戸資料館 / Fukagawa Edo Museum |
| 住所 | 〒135-0021 江東区白河1-3-28 |
| 交通アクセス | 都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」、A3出口より徒歩3分駐車場 6台 無料 高さ制限 2.0mまで |
| 営業・開館時間 | 受付時間 9:00~17:00休館日 第2・4月曜日(ただし祝日の場合は開館)年末年始(12/29~1/3) |
| 料金 | 大人(高校生を含む)400円小・中学生 50円 |
| HP | https://www.kcf.or.jp/fukagawa/outline/ |
| 関連Link | なし |